院試その3 〜名大院機航対策〈準備編〉〜

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今回からは具体的に名大機航を目指す勉強方法などについて書いていこうと思います。

名大院機航を目指す人(特に外部生)にとってはかなり参考になるんじゃないかと!

一応、このブログの情報は平成30年に行われた院試のものになるので、今後変わっていく可能性があります。ご注意を。

 

 

受験方法は?

まず名大院機航は「機械」、「マイクロナノ」、「航空宇宙」の3つの専攻に希望順をつけて受験可能です。つまり航空宇宙に落ちても機械には受かるとかいうこともあります。

航空宇宙専攻は各専攻の中でも比較的難度が高いと思いますが、このおかげでどこにも受からない確率を大幅に下げることができるのです。

 

また、受験方法としては推薦と一般があります。

推薦は、学部の成績と研究計画の提出で選考されるようです。推薦は枠がかなり少ない(10%もない!?)ので外部の人はよっぽど成績が良くないと無理そうです。

  (追記: 航空宇宙は内部推薦3人らしい…)

一般は、英語のスコアと数学、物理、専門科目の筆記試験の結果で選考されます。ちなみに面接はおまけで、面接で筆記試験の結果(実質合否)を伝えられます。

 

 

勉強計画について

自分は4月まで院試をするかどうか決めていなかったのですが、勉強自体は3月からしていました。(英語は2月に終了)

3月は機械工学の全般的な軽い復習をしました。そして、4月から問題集や過去問を解いていく予定でした。予定でした。。。

というのは4月から研究室に配属され、割と忙しくなってしまったんですね。なのでちゃんと勉強できたのは実質1ヶ月半くらいでした。なんとかなったので良かったけれど、院試受けると決めてる人はその辺りも考えて研究室選びをできるといいですね。

 

機械工学概論 (基礎機械工学シリーズ)

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 ↑ 3月に復習として使った本です。

 

 

英語は?

僕はTOEICのスコアを提出しました。

何点が目安とかは分かりませんが、800点あればいいんじゃないでしょうか。

TOEICの勉強は公式問題集、単語アプリなどでやりました。慣れでかなり点数が変わってくるので、公式問題集を時間を計ってやるのが効果的だと思います。2月までに2回受けて、800点を超えたのでそれで良しとしました。

TOEFLも可能なようですがよくわかりません。僕は受けたことすらありません。。

 

TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編

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過去問は?

自分は先輩・知り合いのつてがあり、7年分の過去問を得ることができました。過去問の販売は3年分でしたが、3年分では少ないように思います。5年分はやりたいですね。

ちなみに次年度から過去問の販売はなくなり、公式サイトに公開されるようになるようです。

 

過去問は以下のように進めました。

 

 ・簡単な問題集を一冊解く。

 ・とりあえず1周解く。

 ・範囲と傾向がわかったら問題集を解く。

 ・2,3周目を解く。

 

僕は外部生で答えは一部しか持ってなかったので、3周して自分で答え合わせをしていきました。3周目でやっとちゃんとした答えが出たりもしましたね笑。

 

 

本当は数学・物理まで書こうとしましたが長くなってしまったので今日はここまで。

次回その4は数学・物理について、使った教科書や問題集を紹介しながら書きたいと思います。

それではまた。

 

 

院試その2 ~どこ受ける?~

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前回は院試を受けるに至った経緯について書きましたが、今回はどこを受けるかについて書きたいと思います。

ちなみにどこを受けるかについては、3月には決めていました。 

 

 

やりたいことは?

機械系に入学した僕ですが、学部の途中から航空工学をやりたいなと思うようになってきました。以前よりレシプロ戦闘機なんかが好きだったのですが、サークルでラジコンを作っているうちに専攻として学びたいなと思ったのです。

固定翼の飛行機はもとより、いわゆるドローンにも興味を持っていました。

 

 

どこで学べる?

とりあえず航空宇宙工学が学べる大学で有名なところを調べました。

 

 ・東京大学

 ・東北大学

 ・名古屋大学

 ・九州大学

 

東京大学はいわずもがなNo.1ですが、他の3大学はどうなんでしょうか。

実はそこまで詳しくは調べませんでした。。

僕が名古屋大学を選んだ主な理由は、

 

 ・個人的に航空の聖地(三菱重工など)

 ・名古屋大学は比較的航空が強そう

 ・受験科目が自分に有利

 ・首都圏にもまあまあ近い

 ・地方に住んでみたい

 

などなど。いろいろなことを総合して決めました。

東京大学も考えたのですが、確実に航空宇宙工学に行きたかったことなどから最終的には候補から外しました。

 

 

研究室は?

大学院ではとても重要になってくる研究室。外部から受験する際には、院試前に研究室訪問をするのが一般的です。が、実際研究室を個別に訪問するのは手間がかかるし、数を見ることはまずできません。

名古屋大学機械航空では院試説明会後に研究室見学ができたので、そこで興味のある研究室は見ることができました。このあたりをちゃんとやってくれる大学はそこまでないので、親切だなというか外部生も歓迎されているのかなと思いました。

 

 

受験科目は?

工学系の大学院受験の科目は大きく分けて3つになります。

 

 ・英語(TOEIC / TOEFL

 ・数学、物理

 ・専門科目

 

英語について。基本的には事前に取ったスコアを提出することになりますが、大学院によりTOEFLのみ、TOEICも可などとなっています。僕は3月以前にTOEICで800点以上をとっていたので、TOEICでOKな名古屋大学は都合がよかったです。

数学について。これも大学院により出題範囲・難易度が異なるため過去問をチェックする必要があります。

 

専門科目について。個人的にはここが一番重要でした。

当然ながら各専攻で専門科目は異なります。そのため大学院で専攻を変更すると、専門科目を一から勉強することになるので大変です。

ただ、名古屋大学大学院の航空宇宙工学専攻は、学部では機械・航空宇宙工学科となっているため、機械の科目でも受験が可能でした。機械系の学生である僕にとってみれば、かなりうれしい条件でした。

僕は、自分の大学の大学院(機械)と 名古屋大学大学院との両方を受験したので、余計な勉強をしないで済んだのはかなり助かりました。

 

 

ということで、今回は受験する大学院の決め方について書きました。ここは早めに決定したいですね。特に上位の大学院を目指すのであれば。

次回その3は具体的な院試勉強について書きたいと思います。

それでは。

院試その1 ~どうして受ける?~

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僕は名古屋大学大学院を外部受験し、希望していた航空宇宙工学専攻に合格することができました。

 

院試についての情報は各ブログから得た部分も大きかったので、自分でも書き留めておきたいと思います。

大学院受験を検討している人の参考になればなと思っています。

 

まずその1では、大学院受験の動機について書きたいと思います。

 

 

大学に満足してる?

僕が入学した大学は国立大学で、機械系の学科になります。

まあ世間的にはそんなに悪くはない大学なのですが、以下のような理由で大学院は外部を受験しようと思うようになりました。

 

 ・第一志望大学ではなかった

 ・意識の低い学生が多い

 ・一番やりたい専攻がなかった

 

 入学後しばらくして気になってきたのは学生の意識の低さです。そんなに批判とかではないけれど、なんか情熱がある人が少なすぎたんですね。「これがやりたい!」とか、「こんなのが好き!」っていう気持ちがない人ばかりで正直萎えました。

 

 

推薦どうする!?

学部3年の3月、研究室配属とともに大学院入試の内部推薦が内々に発表されました。

推薦では院試の筆記試験をパスできるので、実質大学院に合格する資格得ることになります。ただし、外部受験もするという場合は推薦された者であっても、その資格を捨てなければなりません。

つまり、内部推薦で確実に進学するか、推薦を捨てて外部の受験もするかを選択することになります。

自分は推薦枠にはいっており、かつ研究室も第一希望へ入ることができていました。

これは結構迷いました。。。

ぎりぎりまで迷った結果、迷ってるなら、、、ということで推薦を捨てることにしました。

 

 

ということで大学院受験をすることに決めた僕ですが、このすでに3月末。受験までは5か月程度しか残されていません。さてどうなっていくのでしょうか!?

次回、その2ではどこを受験するかについて書きたいと思います。

それではまた。

 

書きたいこと

こんにちは。

早くもブログのことを忘れかけていたので、ここで書きたいことを考えてみようかなと思います。

 

まず僕の趣味は以下のような感じです。

 ・バードウォッチング

 ・写真

 ・ポータブルオーディオ

 ・ドローン

 ・相撲観戦

結構とっ散らかった趣味笑。趣味で記事にできそうなのは、、、写真とオーディオくらいかな。

 

趣味以外では

 ・大学、大学院

 ・政治経済

なんかについても書いていきたいと思っています。

 

 

まあ書きたいことを随時書いていく予定なのであんまり参考にはならないと思いますが。。

今回はこんな感じです。

お読みいただきありがとうございました。